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半田 宗男; 高橋 一郎; 塚田 隆; 岩井 孝
Journal of Nuclear Materials, 116(2-3), p.178 - 183, 1983/00
被引用回数:7 パーセンタイル:64.8(Materials Science, Multidisciplinary)水素-メタンガス平衡法を用いて炭素ポテンシャルを制御及び決定する、新しい方法を開発した。この方法の基本は、系内の金属及びその炭化物の混合物の加熱温度を変えることにより、試料の炭素ポテンシャルを制御することである。混合物の種類を変えることにより、試料の炭素ポテンシャルを広範囲にわたり、およそ0.1kcal/moleの精度で制御することが可能である。この方法においては、ベローズポンプにより系内を循環する可燃性ガスは数リッターであり、安全性が高い。したがって、アルファ放射性物質に適用することが可能である。オーステナイト316ステンレス鋼中の1000Cにおける炭素ポテンシャルを、この方法を用いて測定した。その結果、高速炉(もんじゅ)用被覆管の1000Cにおける炭素ポテンシャルは、-1.33kcal/moleであった。